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アックス烈風録 → サバイバル・イン・ザ・カナダ その4

サバイバル・イン・ザ・カナダ その4 (2010.06.14〜22)


カナダカップ最終日。
スウェーデンと3/4位決定戦に向かいます。

最後の一日が始まります。

6月20日(日) --------大会3日目
終わりのはじまり

本日のスケジュールが貼りだされました。


順位決定戦と閉会式。

28インチのタイヤ。

順位決定戦はお昼からなのでのんびり会場入り。
ベルギーの選手が5/6位決定戦への準備をしていた。
一見普通に見えるけど、実は背の高い選手。タイヤはなんと28インチもあるそうだ。
そんなサイズあるんだ…


やったね。

時間は一気に飛んで3/4位決定戦後。
日本 60 - 51 スウェーデン 3位でカナダカップ終了です。

勝利に酔いしれる中、一人の男が近づいてきました。
誰っ!?


水ヲ飲ンデネ。

ドーピングの検査を受けることになりました。
笑顔の素敵な彼はドーピング検査をするまでの間不正をしないか見守る係の人です。おしっこが出るように水をたくさん飲んでとすすめてきます。

無作為に選ぶそうで、「大会でがんばったから」だとかは関係ないそうですよ。

ドーピング検査自体は和やかに進んだのですが、清潔な環境を非常に求められたので写真は無し。
当然ドーピングはしていませんがなぜかドキドキします。


白熱する決勝戦。 / 元子さんがレフリーしてました。

検査から解放された時には決勝戦も4ピリオド。
試合は一進一退の手に汗握る攻防線。
地元カナダチームへの応援がものすごい…

オーストラリア 57 - 55 カナダ 優勝はオーストラリア。


優勝直後のオーストラリアベンチ。

やがて閉会式が始まります。
初めに車いすダンスの演技が披露されました。
とても情熱的なダンスでしたが、それにしても体育館が暑い…
演じている人も大変だろうに。

ダンス終了後、一人一人名前を呼ばれてメダルを授与されました。


車いすダンス。 / 3位の場所に整列。

日本チーム集合記念写真。 / 羽賀ちゃんと一緒に。

床掃除。

閉会式が終わると即撤収。
床に付いた松やにをカナダではどうやってとるんだろう?と興味津々で見守っていたらやっぱり人力でした。
ちょっとがっかり。

レッツ、パーティー!

最後の夜はパーティーの日。
お互いの健闘を讃えあい、労をねぎらいます。


会場入り口で… / 席に着くなり居眠りする順平君

最後の夜は無礼講。

賑やかな宴が始まりました。
出てきた食事は朝・晩に見かけたようなものでしたけど…。

セレモニーが始まりベストプレーヤーが発表されます。


3.0クラスのベストプレーヤー賞を獲得。

池崎君が3.0クラスのベストプレーヤー賞を獲得です。
おめでとう。
記念品として絵を頂いたそうです。


祝福を受ける池崎君。

はっぴーばーすでー♪

セレモニーも終わり宴もひと段落したころ、
会場の一角から突然ハッピーバースデーの歌が聞こえてきた。


誕生日おめでとう。 / チョコレートケーキおいしそう。。

声の主は日本の面々。
今日は三阪君の誕生日だそうでこの場を借りて祝福。
それでは本人からスピーチを頂きましょう。


こっちが本当のお祝いのケーキじゃ / クリームまみれ。

と見せかけて、背後からクリームパイ攻撃。
うはははは、おめでとう。


おめでとう。 同い年には見えないが…

実は会場に同じ誕生日がまだ二人いた。
オーストラリアの監督とドイツの選手。
驚いたことに全員同い年だったりする。
彼らもみんなから祝福を受けると共にクリームパイの洗礼を受けましたよ。

「あれが日本での伝統的な誕生日の祝福方法なのか?」
と他国の選手に聞かれたので
「大阪ではね。」って答えておいた。

羽賀ちゃん、暴走的国際交流。

酒が入ってイイ塩梅の羽賀ちゃん。
「スウェーデンに行くぞ!」と叫びだし彼らのテーブルに向いだす。
面白そうなのでついていく。


強引に打ち解ける(?)羽賀ちゃん。 / 便乗して国際交流。

突然テーブルに乱入した日本人に困惑。
でも打ち解けているようだぞ。

俺も便乗して0.5の選手と握手。
彼は0.5クラスのベストプレーヤーなのだ。
うまくなるコツを教えろよって聞いたらちょっぴり教えてくれた。
え、良いのか教えちゃって!? イイ奴だ、うん。


見た目は怖いが実は気さくだった。 / なぜか筋肉自慢大会。

「次はカナダだ〜!」
と叫びだしカナダのテーブルに向かう羽賀ちゃん。
当然付いていきます。

コートの中では鬼の形相の彼らも、一歩コートを離れれば気さくな好青年。
もっと言葉が通じれば楽しいのになぁ。

6月21日(月) --------帰国の日
その後の羽賀ちゃん。

そろそろ酔いも醒めてきた。そろそろ部屋に帰ろうぜ。
なに!?帰りの支度が終わってない…だと。

帰国は明日というか【今夜】ですよ。


お見せできるのはこのアングルのみ。 / レッドブル飲んで処理能力UP。

う〜ん、見事に散らかった部屋。
数時間後に帰国をする人とは思えない。
ナニ?レッドブル飲んでパワーアップだと。
飲んでる暇あったらかばんに物を詰めろ!


レッドブルの効果はあったのか?

こずえちゃんが見回りにやってきた。
鉄拳による教育的指導は免れたようだ。
なんとか一通り詰め込んだらしい。

草木も眠る丑三つ時

ホテルのバーではまだまだ大盛り上がりのなか
AM2:00 ホテルをチェックアウト。

前回もそうだったけど最終日はいつも弾丸ツアーなの?


写真のチェックをする池崎君 / ずり落ちそうになりながらも眠るShin

最後のバスの運転手は丁寧な運転。

モントリオール空港。

30分足らずで空港にスムーズに到着。
来るときと同じように、またもや3班に分かれて帰国だそうだ。
飛行機が違うから手続きが面倒…


まだ寝てる。

手続きも終わって一安心。日本に帰りましょう。

荷物もお土産で重量オーバーにならず搭乗手続き終了。
さぁ、これで日本に帰れる…と思ったらウチらは8時の飛行機なんだって。
大丈夫、空港で待つの慣れたから。


ワイルドにかぶり付く / …もう食べちゃったの?

まずは朝飯食おうぜ。
小銭は換金できないから使いきっちゃおう。
昼食に出たようなサンドイッチを食う。
でも結構好き。


あとは時間がくるまでボーっとする。 / すっかり明るくなった。今日も良い天気だ。

機上の人。


あとは寝ているだけで…

数時間後、日本へ向かう。
さようなら、カナダ。

と思いきやバンクーバーで乗り換え。
でも行きと違ってすぐ乗り換え。
ちょっと慌ただしい。


帰りの飛行機でも大活躍。元子さんの快適枕。

再び機上の人に。今度こそ日本に向かって一直線。
そして、全く寝られない。

映画を3本見て暇を持て余したころ日本に到着。
時差の関係であっという間に21日が過ぎ去り、22日になっていましたとさ。
あぁ、早く飛行機から降りたい。

今日の日本食。


お馴染みの味。

日本に帰り、初めて食べた日本食が高速のSAの冷やし中華。
やっぱり日本食が一番だね。
本気でそう思いましたとも。


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