ウィルチェアーラグビーチーム：アックス

【12/9】　大会1日目。

みぞれ混じりの雨模様。寒い。
渋滞をかき分けるように進んで、やっと会場のポートアリーナに到着。来るだけで疲れる。

会場ではコート設営の真っ最中。

…といってもあらかた終了していたけど。
床の保護の為に敷く「スポーツコート」が木目調になっていた。すごく自然。目に優しい。

事務所に行ったら忙しそうな人がいた。

チーム名のカッティングシートをプラカードに貼るのに悪戦苦闘する坂井くん。
と、それを応援する皆さん。

どう見ても邪魔をしているようにしか見えない。

渋滞で遅れていた他のメンバーも集合。
本日は2時からの「横濱義塾」戦のみ。そろそろ準備をしなければ。アップもしっかりしないと。

はい、あっという間に試合終了です。
あっという間だったので試合中の一切の写真もありません。

今回、試合時間の短縮処置として1ピリオドを6分で進行。
たった2分の短縮ですが、スタートの悪い我々としては追いかける厳しい展開。あらららと言っている内に最終ピリオド。
試合には勝ったけどドキドキした。

試合に終わって後はのんびり。
と行きたい所だけど、みねしーは持ち点カードの更新のためにクラスフィケーション。体幹の判定もあるので動向が気になります。

その後ろでは横濱義塾の面々が次の「ブラスト」戦のための作戦会議中。
どんな作戦で試合に望むのか？

キヨにこっそり偵察に行かせる。

こっそり。
って言ったのにあっさり見つかって監督に追い払われるキヨ。
その時、勢い余ってバンパーで脛をぶつけたそうだ。痛がっている様子を激写する。

義塾からは情報が得られなかったので、自分の目で試合を確認に行く。　＜当然。

橋本くんがペナルティーボックス担当してた。
今回の大会運営はGenesis。TO員不足分を選手でカバーしているそうだ。ご苦労さまです。

ペナルティーボックスの後ろは選手が入れ替わり立ち替わりで入ってくるのでちょっと楽しい。手を伸ばせば触れられる位置にいるけど、お触りは禁止ということで。

そんな感じで1日目終了。

【12/10】　大会2日目。

地下駐車場でポートアリーナが開くのを待つ。
隣接しているおなじみのホテルが閉店してしまったので、今年は外部のホテルを利用。車で移動してくるのがめんどい。

ふと、思った。
村おこし、名産品の紹介などのような、地域全般の情報PRに大活躍しているのは各地のゆるキャラ。そこでラグビーを盛り上げるのに一種のキャラクターが必要なのではないかと。

で、作ってみた。

昨日、マイケルが加工していた古いボールがヘルメット風に。
よし、これをキャラクター展開していこう。平井に装着したら…違和感がない。
5色揃えて戦隊物でもイケるな。うん。

試合前に時間があったのでイメージ写真を撮影。
撮影はポスターやパンフの画像でお馴染み、本職のカメラマン「阿部謙一郎」氏。

よし、このままベンチに入っちゃえ。
なんて思っていたら、規定で「頭に装飾品は付けてはいけない」そうだ。プレー中じゃなければ大丈夫なような気もするが、後々面倒なことになっても困るので自粛。
普及活動中に働いていただきたい。

そんな事をやっている内に試合時間が迫ってきた。

この試合に勝たなければ、決勝進出につながるディビジョン1への進出はできない。
今まで以上の成績を残すためにも勝たなければ。集中しよう。

地元千葉の熱い声援を受けて奮闘するブラスト。
ウチは相変わらず立ち上がりは悪いけどじっくり耐えて粘り勝ち。
これで4位以上は確定。一応合格ラインは突破。

更に上へ！

ディビジョン1に進出したのはAXE、SONIC、ハリケーンズ。
まず初めにハリケーンズと対戦。

手堅いし、ミス無いし、全員が持ち点以上の仕事をする手堅いチームだと改めて確認。

2試合終了してちょっと疲労が溜まってきた。
そんな時は…そう、「サロメチール」だよね。塗りこんで、モミモミしてもらう。

辺りに漂うサロメチール臭。
まいど皆様にご迷惑をおかけしています。

そんな中、次の試合に向けてじっと意識を集中する男が一人。

眠れる獅子、川下直教。
「AXE」より「JAPAN」の方がコート滞在時間が長いとなぜか噂される伝説の男。

目を刺すようなサロメチールの臭いにも動せず、さすがの集中力。

ぐぅ〜・・・・。

眠れる獅子。　本当に寝てました。

試合中でも「アレ、静かになったなぁ」と思うと寝ているらしい。
まぶたにサロメチール塗りこんでやればよかった。

そんな事をしている内に2戦目のソニックとの戦いが始まった。
今年のソニックの大型補強は、NZ代表選手のキャメロン（3.0）。体幹を生かしたクイックターンと速力を武器に我々を翻弄。
それでも結構良い感じで攻めてはいたんだけど…

この試合結果で決勝戦は「SONIC　-　Hurricanes」に決定。

ウチは3位決定戦進出。
対戦相手は5位決定戦で勝利するBLASTか北海道と対戦です。※負けたほうが5位
さぁ、どっちと対戦するのか。

とにかく6分ゲームで3試合。もうヘトヘトです。

【12/11】　最終決戦。

溜まった疲労に超グッタリ。
その反面、ヤスはウルサイくらい元気で…「そんなに元気なら国際交流してこい」とカメラを渡して追いやる。

意外にもヤスは出来る子だった。
物怖じせずに突撃。強引に撮影しまくる。すげー。

おぉ、本部前に梢ちゃんを発見。
戦果報告するヤスの相手は他の人に任せておこう。

忙しい所、ストレッチをお願いする。ありがとう。
体が一気に楽になる。

3位決定戦の対戦相手が決まった。
ディッパーズを破り、ブラストが勝ち残ってきた。再び対戦することになるとは…

連戦でキツイはずのブラストを上回るウチのスタートの悪さ。
今大会はずっとそれに苦しめられる。敵は己にあり。
ハーフを過ぎればウチのペース。

ともかく、3位を獲得。念願の入賞です。
今年度はかなり運に助けられた部分も多いので、来年は課題を克服して更に良い試合をしたいと思います。

1位　Okinawa Hurricanes　(沖縄)
2位　SUPER SONIC　(宮城)
3位　AXE　(埼玉)
4位　BLAST　(千葉)
5位　北海道 Big Dippers　(北海道)
6位　HEAT　（大阪）
7位　横濱義塾　(神奈川)
8位　BLITZ　(東京)
9位　Seoul Wheelline　(韓国)

選手権終了後、千葉市内某所で韓国チームとの懇親会。
6月にチームで韓国に行かせてもらった関係もあって参加してきました。

言葉はあんまり通じなくとも、同じラグビーを愛する気さくな奴ら。
大会だと試合に集中しちゃうから、合同合宿みたいな感じだともっと交流ができて楽しいかもね。