ウィルチェアーラグビーチーム:アックス

アックス烈風録 →Go to London! その2

Go to London! その2 (2011.11.02〜10)

さぁ、ついに戦いの火蓋が切って落とされました。
大会終了まで一気に行きますよ。


日課のスケジュール確認。

【11/5】 大会1日目。

開会式に前に2試合行われます。
第一試合の「オーストラリア-韓国」に続いて「日本-ニュージーランド」いきなりニュージーランドと対戦かぁ…。

それにしても試合会場が昨日までと打って変わって一気に華やかになりました。観客席もできてるし、正面には大型モニターも!
すげー。 金かけてるなぁ。


11/5の予定。


第一試合をしばし観戦。

第一試合を少し見て、試合開始までの流れを確認した後は我々の試合の準備。
試合の方は「JPN 55-54 NZL」で辛くも勝利。
予想していたとはいえ簡単には勝たせてくれません。うーん。


唐突な昼食画像。

お昼はサンドイッチ。コレも美味い!
食べたら開会式に参加です。けっこう忙しいぞ。


選手入場に向けて待機。

正面には大型モニター。


官能的な車いすダンス。

来賓からの祝辞が述べられ、ごく一般的に開会式は進行して行きます。 車いすダンスも披露。情熱的と言うか官能的。


いきなり歌謡ショー!?

ダンスを披露するおねーさん。

開会式はまだ終わらない。
いきなり演歌歌手が出てきて歌謡ショー。
韓国で名のある歌手らしいのですが誰ですか?…その上、間の手を要求するなんて要求が高すぎます。
その後はダンスをするおねーさん。ヒューマンビートボックスのおにーさん。ダンスをするおにーさんと続き…すみません、もう許して下さい。
韓国式の開会式は怖いです。


開会式に疲れました。

日本の二試合目はオーストラリア戦。
「AUS 60-54 JPN」で敗戦。やっぱり手強い相手です。


やったね。

この日の夜、仲Shinの持ち点が3.0R→2.5に復活。
明るいニュースに川下くんが思わず上着を脱いで大喜び。
※着替えている途中でした。

【11/6】 大会2日目。

本日は9時より韓国戦。結構慌ただしいです。予定表撮影するの忘れちゃった。

試合の方は「JPN 70-35 KOR」危なげ無く勝利です。
川下くんもガッチリ出場です。


頑張ったのでおにぎり食べます。

続いて行われる、オーストラリア-ニュージーランド戦を観戦。
試合の方はオーストラリアの勝利。


審判は元子さん。

あやしい二人。


今日も笑顔です。

昼食を食べた後はミーティング。
本日の2試合目はニュージーランド。今日は確実な勝利を得たい。


下から。

これからビデオを使ってミーティング。

昨日の試合をビデオで見ながら、時間をかけ綿密なミーティング。
2度目のニュージーランド戦。相手はどんな戦法で来るのか。
とにかく本日の方針は決まった。


試合直前のあわただしい時間。

北海道からテレビの取材。

こんなあわただしい時間の写真が何故あるんかって?
実は日本からの応援団(?)が到着。熱い声援を送ってくれているのです。ついでにカメラもお願いしちゃった。


応援団の皆さん。
緑のジャンバーの女性は通訳等してくれたサンちゃん。


池崎くんの同僚もやってきた。


ハカ。

ティップオフ。緊張の一瞬。

ニュージーランドのインバウンド。


選手交代。

「JPN 44-49 NZL」  負けてしまった。


まだ大会が終わったわけではない。 試合後に円陣を組む。

【11/7】 大会3日目

あっというまに予選最終日。
本日はオーストラリア戦と韓国戦。


11/7の予定。

「AUS 66-50 JPN」 敗戦。
予選最終試合となる韓国戦に向けてスタッフは黙々と働く。


ドリンク類の補充。

ストレッチ。

ユニフォームの回収。

アイシング。

そのころコートでは「ニュージーランド-韓国」の試合。
ニュージーランドの情報を少しでも得たい。じっくり見る。


ニュージーランドベンチ。

ベンチワークをチェック。

スミさん達も応援に来てくれた。

スミさんの指には日本国旗をイメージしたネイルアート。

韓国戦は「75-27」で勝利。
予選は3位で終了し、クロスオーバー戦は予想通りニュージーランドと戦うことになった。勝てば、その時点でロンドン行きが決定する。 絶対に負けられない。


ラグ車のチェックも日課の一つ。

夜のチームミーティングで作戦の最終確認。
チームの雰囲気は良い。なんだか行けそうな気がする。
明日の試合が楽しみだ。

【11/8】 大会最終日

決戦の日がやってきた。緊張はしていない。


11/8の予定。

川下くんも超笑顔。部屋からユニフォームを着込んでやる気充分。


超笑顔。

すでにユニフォーム着用。

チームの勝利に対する今まで感じたことのない程の一体感。
対するニュージーランドも気合十分。
試合準備をするテニスコートに、全員で歌いながら行進してきた。TVの取材が来ていたから演出だったのかもしれないけれど。

ともかく、どっちが勝ってもおかしくない実力差。
あとは気持ちが強いほうが勝利をつかむはず!一触即発のビリビリした雰囲気。いざ、勝負!


勝っちゃった。

勝ちました!ロンドンパラの出場決定です!
いつもながら試合中の写真はないです。というか試合に集中していてカメラを預けるの忘れちゃった。

日本は前半一気にリードするも、ニュージーランドの修正力は素晴らしく、ジリジリと詰まる点差。このままでは追いつかれるのも時間の問題と言う所で、再び気合を入れ直して「49-47」で逃げ切りです。
いやぁ、痺れる試合でした。

ココで終わりではありません。決勝戦が残っています。
気合も、体力も使い果たした感がありますが、最後までがんばります。


最後のチームミーティング。

決勝戦。

「AUS 59-41 JPN」でオーストラリアに負けて準優勝です。
やっぱり強い。でも、追いつけない相手だとは思えない。
次はきっと…。

試合が終わると、すぐに閉会式。慌ただしい。


Go to London!


メダルもらいました。

閉会式が終わったら、今度は閉会のパーティーが行われるということで、追い立てられるようにバスで移動。今日は長い一日だ。

パーティーで発表されたベストプレーヤー賞に、2.0ポイント選手としてよしと、3.0ポイント選手に池崎くんが選出。おめでとう。


ゴールデンホイッスル賞、獲得。

金の笛が送られるわけではない。

そして、優れた審判に贈られる「ゴールデンホイッスル賞」を元子さんが獲得。 凄いぜ。

【11/9〜10】 帰国に向けて

大会は終わったがまだ帰れない。
翌日9日は観光の日。2時間バスに乗りミョンドンに行く。まぁ、確かに隔離されたような場所だったのでお土産は一切購入していない。


おみやげ買うぞ!美味いもの食べちゃうぞ!

数時間後、ミョンドンを当てもなく彷徨い憔悴。

最終的には会場のそばのショッピングセンターに寄ることにもなったが、なんとかお土産を買い込むことに成功。一安心。


空港に到着。

10日、とうとう帰国の途に就く。
空港周辺の渋滞を避けるためということで、早朝に会場を出発。
眠いし、寒い。朝日が眩しい。


別れを惜しみつつ、記念写真。

さよなら、サンちゃん。色々ありがとう。


その頃、川下くんは追加でおみやげを購入中。

その後、定刻通り無事に日本に到着。
川下くんもメダル効果も相まって笑顔で帰国です。さぁ、日本が掴んだロンドン行きの切符。我々も連れて行ってもらえるように更にがんばりますよ。

その前に、日本選手権でAXEが良い成績を修められるように調整だ。やることはたくさんありますよ。

今日の そういえばアレ、どうなった?

ん?あぁ、アレね。
人類の英知をかけたあの秘密兵器ね。


落ちてた。

数日後部屋に帰ってきたら床に落ちてました。成果は無し。

でも、吊るしてからハエがあんまり部屋に入ってこなくなったから、少しはビビらせたんじゃないかと思うんです。きっとね。


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