【結果】IWRC2023
まさかの結末。
10月18日〜22日にフランス(パリ)で「International Wheelchair Rugby Cup Paris 2023」が開催されました。
予選リーグは下記の通りの組み分けです。
※カッコ内は世界ランキング。
Pool-A | Pool-B |
オーストラリア(2) イギリス(4) カナダ(5) デンマーク(7) | アメリカ(1) 日本(3) フランス(6) ニュージーランド(8) |
予選
初戦のニュージーランド戦。
立ち上がりで乱れるものの、持ち直して圧勝。
二戦目のアメリカ戦。
最期に突き放して勝利。
予選最後のフランス戦。
既にアメリカに負けているフランスは、日本に負けると2敗。
勝たないと「絶対」決勝トーナメントに進めない背水の陣。
必死に迫ってくるフランスに対し、接戦をものに出来ずに49-50で敗戦。
フランス号泣。優勝したんじゃないかという雰囲気で。
そして、この時点で日本・フランス・アメリカが2勝1敗で横並び。
いったいどこが勝ち抜けるのよ?
そんな時は「タイブレーク」ルールが適用されます。
予選ラウンド終了後、2つ以上のチームが合計ポイントにおいてタイだった場合、以下に示された手順によって順位を決定する。
決定方法は1から適用していき、順位が決定できた時点で、それ以降の方法は適用しない。
- 没収試合
- ポイント - タイのチーム同士の試合で得たポイントの合計
- 得失点差 - タイのチーム同士の試合における得失点差
- ゴール数 - タイのチーム同士の試合におけるゴール数
- 得失点差 - 全試合の得失点差
- ゴール数 - 全試合のゴール数
※始めにあったタイの状況を解決する上で、他のタイの状況が生じた場合は、再び手順の1から適用していく。
結局のところ、タイのチーム同士の試合における得失点差で、日本が1位通過。
大号泣のフランスが2位。
日本との試合で5点差つけられて負けちゃったアメリカは決勝トーナメントに進出できず。
アメリカよ、恨まないでおくれ。
反対側のPool-Aはカナダが1位。そして宿敵・オーストラリアが2位。
クロスオーバー(準決勝)で日本はオーストラリアと対戦します。
準決勝
AOCの再来⁉とはいかず、オーストラリア戦に48-52で敗戦。
反対側の準決勝は51-50でカナダの勝利。
そんな訳で決勝戦は「カナダvsオーストラリア」、3位決定戦は「フランスvs日本」に決定です。
再びフランスかー。ド・アウェイじゃないですか…
3位決定戦
さてさて、大盛り上がりの会場で、3位決定戦の口火が切られました。
っていうかなぜか最終日だけ別会場。
コートの真上にメインタイマーがあって首が痛くなるほど真上を見ないと見えない…。
試合の方は両チームとも前半にタイムアウトを使い果たし、あとは壮絶な殴り合い。
河島英五なら「飲んで飲んで飲まれて飲んで」と歌いあげたことでしょう。
相手を酔い潰すまで飲み合うような壮絶なバトル。
そしてドラマは最終ピリオド、残り3分から起こるのでした。
まさかの展開。
粘り勝ちというより畳み掛けて49-50で日本が勝利です。
決勝戦は48-53でオーストラリアの優勝でした。
最終日、空港に向かうまでに時間があるという事でちょっぴり観光。
エッフェル塔に行きました。
最寄りの駅から電車に乗っていく予定が、工事でまさかの運行停止。
動いている別の電車に乗るために、遠くの駅まで自力で30分以上移動。
電車に乗って移動して、エッフェル塔に着いたらだんだん雨が降ってきて、滞在時間15分程度でホテルに戻りましたとさ。